Australian National Flag
横:縦 = 2:1
国旗の意味
右の5つの星で南十字星を、左の大きな七稜星でオーストラリアの6つの州と特別地域を表わしています。
- Union Jack (ユニオン・ジャック) 位置:左上1/4
イギリスとの歴史的な結び付きは、左上のユニオン・ジャック(イギリスの国旗のこと)に見ることができます。 - Southern Cross (南十字星) 位置:右半分
南十字星(サザン・クロス)を型どったもので、4個の七綾星(しちりょうせい)(七つのポイントがある星という意味)と1個の五綾星です。
南十字星はオーストラリアが南半球にあることを示しています。 - Commonwealth star
位置:ユニオン・ジャックの下
『連邦』を表わす。大きな七綾星(七稜星は6つの州と特別地域(北部準州・オーストラリア首都特別地域などを含む) を表わします。)
最初は六稜星でしたが、1908年から特別地域を含む七稜星になりました。
国旗の色指定
ユニオンジャックの赤−パントーンの185 (Red-Pantone 185)
下地の濃紺−パントーンの280 (Blue-Pantone 280)
国の色
オーストラリアの国の色を緑と金色にすることを、1984年4月19日に総督が宣言しました。それまではオーストラリアでは国の色が制定されていませんでした。
ご存知ですか?
南半球の夜空に輝く星座である南十字星は、日本では沖縄などの南の島で地平線ギリギリに見えるものの、普段は見ることができません。
一方、オーストラリアではとても身近な存在です。しかし、南十字星は全天の星座88個の中で最も小さい星座なので、見つけるのは容易ではありません。
国旗の由来
1901年1月1日、新しい世紀の幕開けとともに、オーストラリアが民主的な連合国家として誕生するまでの100年間、オーストラリアの公式の旗はユニオン・ジャックでした。
6つの植民地が連邦を結成して建国を果たしたのを機に、急遽新しい旗を要求し、世界的な規模で国旗のコンペを行なったのです。32,823通の応募の中から14歳の少年を含む五人が描いた同じようなデザインが選ばれました。 その一つに若干手を加えて翌々年の1903年2月にオーストラリア国旗が生まれました。しかし長らくこの旗をオーストラリア国旗と認める法律がなく、正式に承認されたのは、1953年でした。The Flags Act 1953(国旗法)が1953年11月に国会で可決され、"Australian National Flag"と正式に呼ばれるようになりました。
国旗ダウンロード
PDFファイルをプリントアウトして、おはしやつまようじを利用して自分だけのオーストラリアの旗を作ることができます。
- ふつうサイズ
一枚で国旗が2つ出来ます。 - お子様ランチサイズ
一枚で国旗10個出来ます。
関連リンク
- Australian National Flag (英語) (歴史・使用ガイドライン・イメージダウンロードほか)
「ユニオンフラッグ」はこの項目へ転送されています。テレビアニメ『機動戦士ガンダム00』に登場するモビルスーツについては「機動戦士ガンダム00シリーズの登場兵器#ユニオンフラッグ」をご覧ください。 |
「イギリスの旗」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「イギリスの旗の一覧」をご覧ください。 |
|
1:2 |
1801年1月1日 |
|
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の国旗(グレートブリテンおよびきたアイルランドれんごうおうこくのこっき、英:national flag of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)は、ユニオンフラッグ(Union Flag)あるいはユニオンジャック(Union Jack)として知られる王室旗である。ユニオンジャックは「船の国籍を示す旗」を意味すると誤解されているものの、専門的にはどちらの名称も正しい[1]。
概要[編集]
イングランドの国旗(白地に赤い十字のセント・ジョージ・クロス)と、スコットランドの国旗(青地に白い斜め十字のセント・アンドリュー・クロス)が、イングランドとスコットランドの同君連合時代に組み合わされて作られた。さらにアイルランド王国との合同でグレートブリテン及びアイルランド連合王国が成立した際、アイルランドの国旗と称してアイルランドの有力諸侯だったキルデア伯(フィッツジェラルド家)の旗(白地に赤い斜め十字、セント・パトリック・クロス)が組み合わされた。旗の意匠が漢字の米に類似していることから、中国語では米字旗と呼ぶことがある。
セント・アンドリュー・クロス旗の青地は、スコットランド国旗ではブルーだが、ユニオンフラッグではダークブルーになる。またセント・アンドリュー・クロスとセント・パトリック・クロスが重なり合ってしまわないように、ユニオンフラッグではセント・パトリック・クロスの斜線が反時計回りに若干ずらしてある(カウンターチェンジ)。このため上下左右で非対称となり、表裏の区別がある。
ウェールズの意匠[編集]
ウェールズの旗
イギリスの4つの構成体のうち、ウェールズは13世紀末という早い時期にイングランドに服属し国権の一体化が進んでいたため、国旗の中にウェールズの国旗の意匠が取り入られることがなかった。その後、政府と議会の成立にまで至ったウェールズの国民意識の復興に伴い、イギリスの国民統合の観点からウェールズのシンボルとなっている「赤い竜」の意匠を取り込むべきとの主張が一部から提起されている[2]。
この主張に対し、ユニオンフラッグがあまりにも定着しすぎていること、他国の国旗の意匠に入っており影響がイギリスのみならず他国に及ぶこと、何よりも3つの十字架と赤い竜ではデザインがあまりにもかけ離れ過ぎているので整合性の取れた国旗を作るのは難しいこと、などが指摘されている。
2007年、『デイリー・テレグラフ』がウェールズの意匠を取り入れた旗の試案を募集したところ、当時の首相ゴードン・ブラウンの顔と竜とを組み合わせたり、欧州連合の旗を組み合わせたりと、英国民からブラックユーモアに富んだ作品が多く投稿された[3]。英国内だけでなく、日本からも複数の作品が投稿され他の意匠とともに掲載された[4]。その後の投票によると、1位はノルウェー人からの投稿作品、2位は日本からの投稿作品となったが、そのどちらもが日本のアニメーションを題材(1位の作品には天元突破グレンラガンの「グレン団」の意匠が、2位の作品にはゼロの使い魔の「ルイズ」が描かれている)とした作品だった[5]。
スコットランド独立運動[編集]
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 |
詳細は「スコットランド独立運動」を参照
ウェールズの守護聖人、聖デイヴィッドの旗
2014年9月18日に、スコットランドのイギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)からの独立の是非を問う住民投票が開催されることが決定すると、「もしスコットランドが独立すると、イギリスの国旗は変更されるのではないか」ということが現実味を帯びてきた。
もしユニオンフラッグから「スコットランドの国旗の部分を外す」と、赤白青の三色のうち青の部分が消えるために、300年以上親しまれた旗の意匠が大幅な変更となる。スコットランド独立の是非は政治や経済分野での議論もなされているが「国旗の変更」のほうも「ウェールズの旗の緑を入れてはどうか」「黒に金十字の『聖デイヴィッドの十字』を入れたらどうか」など、「新国旗案」がイギリスのメディアで取り上げられた。
使用例[編集]
ユニオン・フラッグの意匠は、イギリスの国旗としてだけではなく他の旗にも使用されている。また、オーストラリアやニュージーランド、以前のカナダなどイギリス連邦加盟国で英国王を君主に戴くことに反対ではない国では、ブルー・エンサインやレッド・エンサインをベースとして国旗を作っていることもある。
- ? 市民用海上旗、レッド・エンサイン、縦横比=1:2
- ? 政府用海上旗、ブルー・エンサイン、縦横比=1:2
- ? 軍艦旗、ホワイト・エンサイン、縦横比=1:2
歴史的な旗[編集]
- ?イングランド王国からの旗
- ?スコットランド王国からの旗
- ?1649年~1651年
- ?1651年~1658年(イングランド共和国)
- ?1653年~1659年
- ?1658年~1660年
- ?1707年~1801年(スコットランド)
- ? 1707年~1801年
- ? 1707年~1801年
- ?1801年
- ?グリーン・エンサイン(1701年頃)
- ?グリーン・エンサイン(1800年)
- ?17世紀のイングランドの旗を配したブルー・エンサイン(1620年~1707年)
- ?グレートブリテン王国のブルー・エンサイン(1707年~1800年)
- ?1707年から1801年までブルー・エンサイン
-
?17世紀のイングランドの旗を配したレッド・エンサイン
- ?スコットランドの旗を配したレッド・エンサイン
- ?1707年から1800年までのレッド・エンサイン
-
?1485年から1603年までの軍艦旗
- ?1620年から1630年までの軍艦旗
- ?1630年から1707年までの軍艦旗
- ?1630年から1707年までの軍艦旗
- ?1707年から1800年までの軍艦旗
- ?現在の国旗(縦横比2:3の別タイプ)
脚注[編集]
[脚注の使い方]
- ^ Cdr Bruce Nicolls OBE RN. “The Union Jack or The Union Flag?”. Flag Institute. 2014年2月24日閲覧。
- ^ 代表例としては、2007年11月27日のイギリス庶民院での庶民院議員イアン・ルーカス(ウェールズ選出・労働党)と文化担当閣外相マーガレット・ホッジとのやり取りが挙げられる。
- ^ Richard Holt, "Japan offers to solve 'Union Jack problem'", The Telegraph, November 30, 2007.
- ^ 「2ちゃんねらー提案の『新イギリス国旗』、英大手新聞サイトに」『2ちゃんねらー提案の「新イギリス国旗」、英大手新聞サイトに - ITmedia News』アイティメディア、2007年12月2日。
- ^ 「新英国旗デザイン案募集――『2ちゃん』作品が人気投票2位」『J-CASTニュース : 新英国旗デザイン案募集 「2ちゃん」作品が人気投票2位』ジェイ・キャスト、2007年12月13日。
関連項目[編集]
ウィキメディア・コモンズには、イギリスの国旗に関連するカテゴリがあります。 |
- 国旗の一覧
- イギリスの旗の一覧
- イギリスの国章
- 赤い竜 (ウェールズの伝承) - ウェールズの国旗の由来に関する伝承
この項目は、イギリスに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(Portal:イギリス、プロジェクト:イギリス・アイルランド)。 |
|
|
|
|
|
|
各列内は五十音順。
|
|
|
|
|
|
|