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『生島ヒロシのおはよう一直線』(いくしまヒロシのおはよういっちょくせん)とは、TBSラジオをキー局に日本時間の平日 5:30 - 6:30(JST)に放送されているラジオ番組である。メインパーソナリティを務める生島ヒロシの冠番組。 ここでは2012年10月6日から2019年3月30日までの土曜日に録音放送されていた『生島ヒロシのサタデー・一直線』についても記載する。 概要[編集]『聴くスポーツ新聞』というキャッチコピーを掲げながら、1998年4月6日に放送を開始。事前に収録した箱番組を内包しながら、ニュース、天気予報、スポーツや健康に関する情報などを伝える。生島が創設した生島企画室に所属するタレントや、マネジメント業務で提携しているタレント・文化人が数多く登場していることが特徴。 現在はMBSラジオ・ABCラジオを除く全国JRN加盟32局のほか、NRN単独加盟局のラジオ大阪、アメリカ合衆国でもハワイ州のKZOO(現地時間で日曜日から木曜日の11:30 - 12:30に現地CM挿入後1時間遅れで放送)で放送されている。TBSラジオでは、ローカル番組として5:00 - 5:30に『生島ヒロシのおはよう定食』を放送している。TBSラジオのタイムテーブルでは『生島ヒロシのおはよう定食&一直線』、首都圏のラテ欄では単に『生島ヒロシ』などと書かれ、5:00 - 6:30をひとつの番組としている。 2017年6月5日には放送回数が5000回を迎え[2]、同年10月に前番組『榎さんのおはようさん〜!』の放送期間(19年半)を超えた。2021年4月5日には放送6000回を迎えた[1]。 番組開始当初は「三菱ふそうドライバー応援団」のサブタイトルが付されて『榎さんのおはようさん〜!』から引き続き三菱自動車が単独提供していたが、業績不振のために開始から半年後に撤退した[3]。その後1999年4月より大成ロテック、10月よりDHCが6時台のみ単独提供していたがともに2009年10月に降板して以降の6時台は単独提供がなくなる。2010年4月から2012年9月までTKC全国会、2014年7月からいすゞ自動車が6時台のスポンサーに付いている。 2012年10月6日から2019年3月30日までは土曜版として土曜5:05 - 6:00に「サタデー・一直線」も放送されていた。前述の通り、本項目では土曜版も取り上げる。 ラジオ大阪(OBC)では、2014年9月29日(第4300回放送分)からネットを開始[4]。近畿広域圏を放送対象地域に定めているラジオ局としては、毎日放送(現在のMBSラジオ)が2001年3月で終了させたフルネットを13年半振りに再開させたことから、再開の初日にはラジオ大阪本社(大阪市)からの全編生放送を実施した。JRNに加盟していないOBCでの常時ネットが可能になったのは、JNN加盟の民放テレビ局に対するJNN排他協定がJNN・JRNの双方に加盟するラジオとの兼営局(またはJNN加盟局のグループ会社に当たるJRN加盟のラジオ単営局)で放送されるニュース・報道系の全国ネット番組にも適用されるのに対して、当番組が編成上(協定対象外の)「情報バラエティ番組」と扱われていることによる。 生島は言い間違いやくしゃみ、物を落としたりこぼしたりするなどNGが多く、「おはよう定食」とともに当番組の名物ともなっている[5]。『爆笑問題の日曜サンデー』などで放送されている「TBSラジオ珍プレー好プレー大賞」では生島のミスがノミネートされることが恒例となっている[6][7][8]。 その一方で、2022年4月15日(金曜日)には、「明治チョコレート効果 presents 生島ヒロシの健康ライフ」(株式会社明治の単独提供で事前に収録されていたコーナーで当日は佐藤江梨子がゲスト出演)を放送中の6時16分4秒に音声が途絶。スタジオで途絶に気付いた生島が6時16分14秒から急遽トークをはさんだところ、6時16分40秒から上記コーナーの音声が復旧した。当日は通算6269回目の放送で、途絶の原因は放送中に特定されなかったものの、生島によれば「当番組では初めてのハプニング」という[9]。 また、生島は当番組の初回から2022年8月9日(火曜日)放送分まで、休暇以外の期間で25年にわたって出演を続けていた。もっとも、本人曰く「前日(8日)から発声に異変を感じていた」とのことで、9日の本番後に抗原検査とPCR検査を相次いで受診。その結果、前週の金曜日(5日)から新型コロナウイルスに感染していることが判明したため、当番組と『おはよう定食』では10日(水曜日)から15日(月曜日)まで生島の出演を暫定的に見合わせていた。当番組は10日までに通算で6352回放送されていて、生島は同日までの生放送で(TBSラジオスタジオへの自動車での移動中の交通渋滞などに伴う)「遅刻」を2回経験している[10]が、病気や体調不良を理由に全編を休演したことはこの日が初めてである[11]。なお、生島は16日(火曜日)から、『おはよう定食』と合わせて生放送への出演を再開。人間ドック受診の翌週に発声の異変を感じたことや、抗原検査では陰性反応が示されていたにもかかわらず、PCR検査での陽性反応を受けて休演に至ったことなどを明かした[12]。 出演者[編集]パーソナリティ[編集]
パーソナリティ代理[編集]◎:出演の時点で生島企画室に所属するフリーアナウンサー
主なゲスト[編集]主に「うるおい生活講座」「6時のニュースピックアップ」「生島ヒロシ 情報一直線」にてスタジオ出演や電話出演をする。
過去の主な出演者[編集]
気象予報士[編集]2022年11月現在。いずれもウェザーマップ所属。
エンディングの天気予報は、生島がアナウンスする場合もある。 過去に担当した気象予報士[編集]
コーナー出演[編集]現在(2020年1月以降)[編集]
過去[編集]
コーナー・タイムテーブル[編集]時間はその日の番組進行により多少前後する(オープニングおよび一部コーナーを除く)。
過去に放送していたコーナー[編集]
BGM[編集]
過去に使用されたBGM[編集]
ネット局[編集]全て同時生放送。 現在[編集]
過去[編集]
ローカル枠の放送状況[編集]ローカル枠2の多くの局では、TBSと同じBGMをそのまま放送していた(一部のネット局を除く)。「檀れい 今日の1ページ」開始に伴い、2014年6月末で廃止されている。
生島ヒロシのサタデー・一直線[編集]
2012年10月6日から2019年3月30日まで、TBSラジオのみで毎週土曜 5:05 - 6:00に放送された番組。土曜は「聞く週末情報雑誌」をコンセプトとしたもので、週末に楽しむ趣味・レジャーの話題や、日本を代表する経営者・キーマンにインタビューするコーナーがある。録音放送のため、平日と違い気温の実況や天気予報・ニュースのコーナーは設けられていない。歴代のパートナー・コーナー担当出演者は生島企画室所属。 2019年3月2日の放送において、同月一杯での放送終了予定が発表され[20]、同月30日をもって終了した[21]。 歴代パートナー[編集]
タイムテーブル[編集]
脚注[編集]注釈[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
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