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HP Chromebook x360 13c-ca0000 シリーズの注目ポイント・Googleが開発した「Chrome OS」を搭載 HP Chromebook x360 13cは「Chrome OS」を搭載したChromebook(クロームブック)です。ディスプレイが360度回転するのでタブレットとして使用することができます。 レビュー機「スイートモデル【S3】」の主なスペック・HP
Chromebook x360 13c-ca0003TU 記事掲載時点ではスーペリアモデル【C1】、エグゼクティブモデル【C2】のみ販売中です。レビューで使用したスイートモデル【S3】は完売となっています。 外観・デザインについてENVY シリーズのようなスタイリッシュなデザイン・シンプルでスタイリッシュなデザイン ■外観・デザインの評価 ENVY シリーズに似たような雰囲気で、クセがないデザインなので多くの方に受け入れられやすいと思います。 ディスプレイを閉じた状態。 ボディの周囲には「光り輝くアクセント」が施されていますが、光が当たらなければ控えめな印象です。 カラーリングについて上品な印象の「ナチュラルシルバー」・ベースカラー:ナチュラルシルバー ■カラーリングの評価 「シルバー」は手のヨゴレが目立ちにくいので良いですね。 光り輝くアクセント部分はボディと同じ「シルバー」を採用。 後部やヒンジ部分も光沢感がある仕上がりになっています。 鏡面仕上げ(シルバー)の天面のスラッシュロゴ。 ディスプレイ下部のロゴマークは「半光沢」です。鏡面仕上げのようにピカピカではありません。 ボディの素材についてボディの一部に再生素材を採用・総重量の約3割が再生素材 ■ボディの素材について キーボードは水をこぼしても壊れにくい「スピルレジスタンス機能」を備えています。 ボディ表面には 「梨地加工」が施されています。天面は微細な凹凸感がありますが、キーボード面&パームレスト部分、底面などは少しスムーズな触り心地です。 キーボード面&パームレスト部分はとても丈夫です。タイピング時のたわみはほとんど感じられません。 ボディ周囲の光り輝くアクセント部分には、スジのように見える「ヘアライン仕上げ」が施されています。 この機種はWWAN(4G LTE)と搭載しているので、側面に縦のラインがあります。 後部はヒンジ部分もヘアライン仕上げになっています。 サイズや重さについて13.3インチのノートPCよりも少し大きめのサイズ・サイズ:295 mm(幅)× 216.9 mm(奥行き) ■サイズ・重さの評価
「HP Chromebook x360 13c」は、HP Spectre x360 14(⇒ ◆実機レビュー)とほぼ同じサイズです。 13.5インチ・IPS ディスプレイ(非光沢)のスペック/使用感HP Chromebook x360 13cに搭載されているディスプレイの特徴・画面のサイズ:13.5インチ ■ディスプレイの評価 ディスプレイは「少しソフトな画質」なので好みが分かれるかもしれませんが、映り込みが少なくて見やすい「非光沢パネル」が採用されている点は良いところです。 光の反射や映り込みなどが少ない「非光沢パネル」なので、光が入る場所でも画面が見やすいですね。 ディスプレイの使用感について ■画面解像度について ■視野角について ■覗き見防止機能について ■色域について ■カラーバランスについて ■ぎらつき感 ■輝度(画面の明るさ)について ディスプレイの設定についてディスプレイの設定画面で、表示サイズ(標準設定は100%)や向き、夜間モードなどの設定が可能です。
アプリで表示されるはずのボタンが隠れてしまう場合は、表示サイズを80~90%にすると改善する場合があります。 覗き見を防止する「プライバシーモード」対応
プライバシーモードについて・HP Sure View Reflect / Gen4(第4世代) HP Chromebook x360 13cのディスプレイは、覗き見を防止するプライバシーモード(HP Sure View Reflect / Gen4)を搭載。この機能をONにすると、斜めから見たときにに画像や文字などが見えにくくなります。 「プライバシーモード」は、カフェや公共の場所で使うことが多い方とって役立つ機能です。スイッチはキーボード上に搭載されています。⇒ ◆キーボードについて
プライバシーモードをONにした場合でも、正面から見ると文字はハッキリと見えますが少し暗めの画面になります。 ディスプレイの色域についてレビューで使用しているカラーマネージメントツール(Spyder5 Elite)がChrome OSに対応していないので正確な数値はわかりませんが、sRGBカバー率 65%のHP Pavilion x360 14-dw(⇒ ◆実機レビュー)よりも鮮やかで、sRGBカバー率 95%のHP Spectre x360 14(⇒ ◆実機レビュー)に近い感じに見えるので、sRGBカバー率 90%以上はあると思われます。 きれいな色味で画像や動画コンテンツを楽しむことができます。「白」は青っぽさや黄色っぽさがなくニュートラルな感じです。 360度回転するディスプレイ
「HP Chromebook x360 13c」はディスプレイが360度回転するのでタブレットとしても利用可能です。上記のような状態でスリープ状態になった場合は「電源ボタン」を押してスリープを解除可能です。 指紋を登録している場合は「指紋認証センサー」に指をタッチしてスリープ状態を解除することもできます。⇒ ◆指紋認証センサー Webカメラ(約92万画素)Webカメラの仕様・特徴について・約92万画素 Webカメラを隠すシャッターはありませんが、物理的に回路をOFFにできるスイッチを備えています。 WebカメラをON/OFFするスイッチは左側面に搭載されています。⇒ ◆インターフェース バックライトキーボード(日本語配列)※画像をクリックすると拡大表示します。 標準的な配列で打ち心地が良いキーボード・日本語配列(JIS標準準拠 81キー) ■キーボードの評価 適度なクリック感があるキーは他のモデルと同様です。心地よくタイピングすることができます。 上部のキーで、スクリーンショットを撮る、プライバシーモードのON/OFF、画面の明るさや音量、バックライトの調整などが可能です。
バックライトの明るさは無段階で調整することができますが、消灯の状態からキーを5回押すと最大の明るさになります。 キーボードの設定画面で様々な設定が可能です。 検索、Ctrl、Alt、Esc、Back spaceなどは、好みの設定に変更可能です。 クリックパッド(マルチタッチジェスチャー対応)滑らかな触り心地のクリックパッド・クリックパッドのサイズ:幅120mm、高さ73mm ※実測値 クリックパッドの表面はとても滑らかなので、カーソルをスムーズに操作可能です。 「タップによるドラッグを有効」にすると、タップでウインドウを移動したりサイズを変更できるようになります。 「無効」の場合は、クリックパッドを押しながらウインドウの移動やサイズを行う必要があるので、少し操作がしにくくなります。 インターフェース■インターフェースの評価 ※USB Type-A・・・従来のUSB機器を接続可能 左側面のインターフェース・ヘッドフォン出力 Webカメラには物理的に回路をOFFにできる「カメラキルスイッチ」が搭載されています。⇒◆Webカメラについて 右側面のインターフェース・nanoSIM カード スロット 従来のUSB Type-A端子には「開閉式のカバー」が付いています。端子を差し込むときは少々不便ですが、ホコリの侵入は軽減できそうですね。 指紋認証センサー右側のパームレストに「指紋認証センサー」を搭載。指をタッチするだけで素早くログイン可能です。 ディスプレイを360度回転させた「タブレットモード」の状態でも指紋認証可能です。 サウンド&オーディオ「Bang & Olufsen」のスピーカーを2基搭載・サウンドは「Bang
& Olufsen」 HP Chromebook x360 13cは、底面に2基のスピーカーを搭載しています。 底面のデザイン/冷却機構について(内部分解資料)底面のデザインについて・スピーカーを2基搭載 メモリはマザーボードに直付けされているので交換や増設などはできません。 nanoSIM カード スロット別途通信契約が必要になりますが、この機種は「4G LTE」を搭載しているのでスマートフォンのようにどこでもインターネットに接続することが可能です。(※WiFi やスマートフォンのテザリング機能でもインターネットに接続可) nanoSIM カード スロットを取り出すには「SIMピン」が必要ですが、製品に同梱されていないので別途用意する必要があります。 4G LTEの対応バンド※SIMカードは本体に同梱されません。 インテル XMM 7360 LTE 通信モジュールのカバーする通信方式及び周波数帯、通信速度◆周波数 プロセッサーのベンチマーク [Geekbench 5]
Geekbench 5 ベンチマーク(室温26℃)・Core i7-10510U(最大4.9GHz、4コア8スレッド) PC向けのプロセッサー「Core i7-10510U」は、モバイル向けで高性能な部類の「Sumsung Exynos 2100」や「Snapdragon 865」と同じくらいの性能を備えています。 Core i7-10510U・Core i5-10210U・Core i3-10110Uの性能比較PassMark ベンチマーク(※マルチスレッド性能の比較)・Core i7-10510U(4コア)----171% 「Core i3-10110U」を基準にして3モデルに搭載されているプロセッサーの性能を比較。ベンチマーク結果は、コアの数の違いが大きく影響しています。 「Core i7」と「Core i5」は性能差が小さいのですが、コアが2つしかない「Core i3」は「Core i5」の6割くらいのスコアにとどまりました。 ※PassMark はWindows向けのベンチマークソフトなので、あくまでも参考としてご覧ください。 インターネットや動画視聴がメインなら「Core i3」でも十分かもしれませんが、予算に余裕があるのなら1.6倍も処理能力が高い「Core i5」を選んだ方がより快適に使えると思います。 メモリについてメモリの仕様・容量について・メモリのタイプ:2666MHz, DDR4 SDRAM メモリ搭載量はモデルによって異なります。レビュー機は16GBのメモリを搭載していますが、インターネットや動画視聴、SNSなどが主な用途なら8GBで十分です。 SSDの性能について256GB SSD(PCIe NVMe M.2)のベンチマーク■ベンチマークの結果 ■起動時間 HPのChromebookは64GB~128GBのeMMCを搭載した製品が多いのですが、HP Chromebook x360 13cは高速で大容量の256GB SSD(PCIe NVMe M.2)を搭載しています。 ベンチマークソフトは「AndroBench」を使用。連続読み込み(シーケンシャル リード)は最大で約1843MB/sを記録しました。 Chrome OSはとても快適に動作しますし、Windows機よりも起動がとても速いですね。 グラフィックスの性能について3DMARK「Sling Shot」ベンチマーク・インテル UHD
グラフィックス(プロセッサーに内蔵) プロセッサーに内蔵されている「インテル UHD グラフィックス」は、ゲーム向けパソコンのGPUの中では性能が低い部類になります。 フレームレートが27FPSくらいならとりあえずプレイは可能なレベルですが、20FPSくらいまで下がると「少しスムーズさに欠けた動き」になります。
「iPhone 12 Pro Max」と比較した場合は10%くらい良いスコアです。 バッテリー駆動時間のテスト(Youtubeを視聴)■YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量 ※バッテリー駆動時間(メーカー公称値)は
最大約12時間 テスト方法が異なりますが、当サイトのテスト結果はメーカー公称値よりも長い駆動時間でした。 ■テスト条件 ※メーカーのテスト方法とは異なるのであくまでも目安としてご覧ください。 高負荷時のキーボードの温度についてベンチマーク時のキーボード面の温度(室温26℃)・
最も温度が高くなる場所:キーボードの中央(6.7.8キー)付近 ベンチマークを行うとキーボード表面の温度が少し高くなりますが、インターネットや動画の視聴でパソコンが熱くなることはありません。 キーボード表面の温度が40℃以上になると熱さが感じられますが38℃なら熱いというほどの温度ではありません。33℃くらいなら「ほんのり温かさが感じられる」程度です。 冷却ファンの音についてベンチマーク時の動作音(冷却ファンの音)について・インターネットや動画視聴時は「とても静か」 インターネットや動画視聴時は内部の温度が上がらないのでファンは「とても静か」です。CPUの温度が高くなるベンチマークテストを行うとファンの回転数が上がりますが、うるさく感じるほどではありませんでした。 高回転でファンが動作した場合でも耳障りな甲高い音は少なめで、「シャー」というような音に聞こえます。 同梱品について■同梱品一覧 保証書は梱包箱の赤い袋に入っています。 ⇒ 参考画像 PCリサイクルラベルについて個人製品には「PCリサイクルラベル」が付属しています。ラベルの位置は底面のゴム足の近くです。 【同梱品】65W USB Type-C スマートACアダプター65W USB Type-C スマートACアダプターの特徴・コンパクトサイズのACアダプター ACアダプターとPCは「USB Type-C端子」で接続します。 電源ケーブル(長さ98cm、重さ110g)は取り外し可能です。コンパクトな「ダックヘッド(重さ41g)」も同梱されています。 【オプション品】HP USIアクティブペンHP USIアクティブペン について(※オプション品)・対応方式:USI(Universal Stylus Initiative) 「HP USIアクティブペン」はUSI方式を採用したChromebook用のペンで、筆圧レベルは4096階調、USB Type-C で充電可能です。 「HP USIアクティブペン」は記事掲載時点で【一時取り扱い停止】となっています。 Chrome OS(クローム・オーエス)についてChrome OS(クローム・オーエス)の特徴・LinuxをベースとしたOS ChromebookはGoogleが開発した「Chrome OS」を搭載していることが大きな特徴です。活用できるアプリはブラウザの「Google Chrome」上で実行され、データはクラウドに保存することを前提とした設計になっています。 【HP公式ストア】 「Chrome OS」のインターフェースは、洗練されていてシンプルなので使いやすいですね。起動が速く動作も軽快です。 Chromebookを初めて使用するときは様々な設定を行うためのアシスタントが起動します。 「Google アカウント」の新規作成(既にアカウントをお持ちの方はログイン)、インターネット接続(WiFi または 4G LTE)、指紋認証、アシスタントの設定、スマートフォンと同期などを行うことができます。 オフィスソフトについてOffice Online(無料Web版、商用利用不可 ⇒ ◆製品詳細)、サブスクリプションの「Microsoft 365 ⇒ ◆製品詳細」を利用するという方法もあります。 Androidスマートフォンのアプリが必ずしも使えるとは限らないGoogle Playには多数の魅力的なアプリやゲームが用意されていますが、必ずしも動作が保証されているわけではありません。 ゲームによっては画面のレイアウトが少しずれたり、操作が「画面タッチのみ対応」の場合があります。 アカウントの認証ができない場合は「Chrome Beta」で問題を回避(※グラブルの場合)グランブルーファンタジーのアカウントを「Mobage(モバゲー)」で作成した場合、Chromebookでは「モバゲーのPC版の画面に遷移」してしまいログイン(データの引継ぎ)ができなくなってしまいました。 このようなケースでは「Chrome Beta」をインストールすることで問題を回避できる場合があります。 強固なセキュリティ(※ウイルス対策が不要)Chrome OSはセキュリティが強固な点も注目ポイントの一つです。プロセスはシステムから隔離された「サンドボックス上」で実行されるので、ウイルスに感染したページを開いてしまっても他のタブやアプリなどに影響が及ばない仕組みになっています。 Chrome OSがセキュリティー面で優れていてウイルス対策が不要だとしても、「Webサイトや迷惑メールのフィッシング詐欺」などはユーザー自身で注意する必要があります。 サポートページ(トラブルシューティング・ドライバー・取扱説明書など)Chromebookのリカバリメディアの作成方法8GB以上のUSBメモリやSDカードなどで「Chromebook のリカバリメディア」を作成することができます。 「HP Chromebook x360 13c」のスペック・販売価格HP Chromebook x360 13cは製品詳細ページでは【完売御礼】となりました。 後継機はこちらをご覧ください。⇒ ◆新旧モデルの違いについて ■スーペリアモデル【C1】 ■エグゼクティブモデル【C2】 ■スイートモデル【S3】 【HP公式ストア】 新旧モデルの違いについて『HP Chromebook x360 13c』は後継機(3モデル)が追加されています。新旧モデルの主な違いはディスプレイのみで、その他のスペックは同じです。 【旧製品との違い】 個人向けパソコン用のクーポンは2種類あります。11万円(税込)以上で【5%OFFクーポン】、13万2千円(税込)以上で【7%OFFクーポン】をご利用可能です。 ⇒ ◆HPクーポンの詳細はこちら HP Chromebook x360 13cの評価アプリがとても快適に動作するスタイリッシュなChromebook【良いところ】 【注意点・気になるところ】 「 HP Chromebook x360 13c」はHP製のChromebookの中で最上位のモデルです。 価格は高めですがスタイリッシュな外観で高級感がありますし、Chrome OSやアプリを「とても快適」に使える性能を備えています。別途通信契約が必要になりますが、4G LTEを利用してスマートフォンのように常時インターネットにつなげて使うことも可能です。 初めてパソコンを購入される方は、特別な理由がない限り「Windows機」を選択した方が無難ですが、Windows機を所持していて「Chromebook」をサブ機として使う場合は、多くのAndroid アプリを利用できるので楽しみが広がると思います。 ※レビュー機は HP Chromebook x360 13c-ca0003TU スイートモデル【S3】 「Chromebook」はWindows用のアプリを中心に利用される方には不向きですが、インターネットや動画視聴、主要なSNS(Twitter、Facebook、Instagram)などがメインの用途なら十分に活躍してくれます。
■レビューについて HP Chromebook x36013cの発売日は?日本HPは12月8日、プレミアムクラスに位置付ける13.5型2in1 Chromebook「HP Chromebook x360 13c」シリーズ(3モデル)を発売した。 直販サイト「HP Directplus」での税別価格は128,000円から。
HP Chromebook x36013cの重量は?16.7mmの薄型ボディ軽量 約 1.36kg.
HPChromebookの重量は?17.9mmの薄型ボディ軽量 約 1.34kg.
Chromebook13インチの大きさは?詳細情報
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